プリウス50系前期と後期はどう違う?徹底比較してみた!

プリウス50系前期と後期の違い プリウス50系の記事
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はじめに

最近本サイトの記事を確認していたところ、あれ?プリウス50系の前期と後期のきちんとした違いを書いた記事がない!ということに気が付きました。
すっかり書いたつもりでいたので、ちょっとびっくり!今更ですが、前期と後期の違いを詳しく解説しようと思います。

まずは前期と後期の違う箇所を書き出してみます

  1. フロント周り
  2. リア周り
  3. プライバシーガラスの濃度
  4. 前後のクリアランスソナーの形状
  5. 内装のホワイトパネルがブラックパネルに
  6. センターコンソールの形状
  7. シートデザイン
  8. ルームランプの仕様
  9. トヨタセーフティーセンスPの進化(夜間歩行者検知機能付き)
大きな違いはこの10項目だと思います。
細かいところをいうとまだまだあるかもしれませんが・・・。



違う箇所を順に解説していきます

その1:フロント周りの変更

まず大きな違いはヘッドライトの形状が大きく変更されました。
前期はサメ顔、後期はヒラメ顔、などという方もおられる様ですが、おそらく意味合いは前期がシャープで、後期が柔らかいイメージになった!ということでしょうか?
どちらがいいという問題ではなく、好みの問題にんりそうですね。
ヘッドライトの変更に伴ってバンパーの形状とフォグランプの形状も変更になっています。
前期型ではフォグランプとアクセサリーランプは一体型でしたが、後期型は別になっており、ツーリングにのみアクセサリーランプが搭載されています。

その2:リア周りの変更

一番インパクトのある変更点だと思います。
好みがはっきり分かれた前期のリアを刷新して変更されており、前期の面影は微塵も感じられません。
リアだけみればマイナーチェンジではなくフルモデルか?と言いたくなるほどですが、こちらも好みの問題なので、どちらがいいという問題ではありません。
ちなみに私は前期でいいです。
このリアですが、デザインだけではなく、点灯方法やテールレンズそのものの見た目も変更されています。
前期型はテールユニット全体がクリアでできていて、その中に赤いレンズなどがある二重構造の様な作りになっているのに対して、後期型は今までよく見かける赤いレンズの構造になっています。
尾灯の点灯方法も賛否両論あった前期の奇抜な星形の様なLEDチューブを使ったライン構造ではなく、シンプルに全体が光るタイプになっています。
フロントもリアも後期型は前期型の挑戦的なデザインを一旦普通に戻した!といった印象でしょうか?
尚、リアに関してはテールガーニッシュとリアバンパーのつなぎ目の構造が前期とこなりますので、もし、前期から後期へ移植したいと考えておられる方がおられたら、リア周りはかなり交換する必要があります。

その3:プライバシーガラスの濃度の違い

プライバシーガラスの濃さが違います。
前期の方が濃く、後期型はUVカット機能付きソフトプライバシーガラスという名称で前期より薄くなっています。
理由は定かではありませんが、新しくオプションに加えられた電子インナーミラーという部品の装着時を考慮してかもしれません。
ちなみに私はプライバシガラスの上に別途UVカット付きのスモークフィルムを貼ってますので、あまり気になりませんでした。

その4:前後のクリアランスソナーの形状の違い

前期型と後期型で、位置はほぼ同じですが、形状が少し違います。
フロントは前期の方がすっきりした印象で、リアは後期型の方がすっきりした印象です。
こちらは後期型のリアのデザインに今後はなっていきそうな印象を受けます。
できれば前期から移植できれば移植したいなと思いました。

その5:内装のホワイト加飾がブラックに変更

内装のセンターコンソールとシフトパネル、ステアリングパネルがホワイト加飾からブラックに変更になりました。
ホワイト加飾は評論家からも洗面器みたい!と不評だったので、ブラックに変更したのだと思います。
こちらに関しては既にブラックのパネルが外品として販売されていますので、そちらを利用すれば前期でもブラックにすることが可能です。
また、後期型のパネルも前期に移植できるのではないかと思います。※ディーラーさんに念のため確認が必要です。
私は内装が特別内装色のクールグレーですので、シフトパネルのみブラックにして他はホワイトパネルのままにしています。
もし、ブラックの方がいい!と思われる方は後期型のパーツの移植よりも、外品のパーツで交換する方が安く済むと思います。
外品のパネルです。それぞれメーカーが違いますので、まとめておきました。

その6:センターコンソールの形状の違い

プリウス50系、センターコンソール、前期型と後期型の違い
センターコンソールの形状も少し変更されました。
先ほどのパネル関係で、後期型のものを前期型に移植できるのでは?と申し上げた時に念のためディーラーさんに確認してください!と注意したのは、このコンソールがあるからです。
ステアリングスイッチの形状も少し気になりますが、コンソールも形状が変わってますので、確認が必要だということです。
ただ外寸などは同じなので、取り付けるツメの位置などが同じなら問題なく移植できる思うのですが、そこまでは確認できませんでしたので、ディーラーさんで確認された方がいいと思います。
こちらも見た目は好みの問題ではないかと思います。
ブラックにしたいという方は上記のカーメイトさんから発売されている外品をお勧めします。

その7:シートの柄が変更になった

こちらはシートの模様が多少変わっています。
全く同じではマイナーチェンジした感じを受けないと思うので、シートの表面の柄を変更したのだと思います。
今回の前期と後期は内装に関しては特に大きな違いを感じないので、少しでも違いを演出したかったのではないかと思います。

その8:ルームランプの仕様の変更

基本的に大きく違うわけではありませんが、こちらはヘルプネット用のスイッチが新たに加わっている為に、少し形状が変わっています。
ランプの部分はおそらく同じ形状ではないかと思われます。

その9:トヨタセーフティーセンスPの進化版が搭載

こちらは前期型と後期型でもしかすると装備で一番大きな変更点かもしれません。
トヨタセーフセンスPの進化版ともいえる夜間の歩行者検知機能などが後期型には備わっています。
夜間の走行の安全には大いに役立つ装備だと思うので、こちらはさすがに最新の安全装備の方がいいと思います。
前期型の人は私も含めて夜間の走行には注意しましょうね。

最後に(まとめ)

まとめ▼

いかがだったでしょうか?厳密にいうとDCMという通信機が標準で装備されていたりしますが、そちらは最近のトヨタ車に普及している機能なので、前期と後期の違いからは除外しました。
上記で挙げた9つの変更点以外はほとんど前期と変わっていません。
エンジンルーム内においては配置はもちろんのこと、コアサポートの形状からエンジンカバー、フードロック、TSS用レーダー、ヘッドライトの取り付け形状までものの見事に同じです。(ヘッドライトの形状は違いますよ。ボディーとの取り付け部分のことです)
今回のマイナーチェンジは不評だとされていたデザインの変更が主な目的だったみたいですね。
ただ前期のデザインを設計された児玉さんのコメントにあった『デザインには必ず企がある!スタイリングには意味がある!その企をお客様が後になって知り得た喜びを作りだしたい!』という言葉。
後になっての後とはいったいどれくらいのことなんだろう?と納車前からずっと考えていたのですが、後期型が発売された頃になってもしかして・・・と思う様になりました。
奇抜すぎるデザインにようやく私の目が追い付いてきたのかな?それは後期型というものが現れることによってはっきりと確信できる様になったのかな?と最近思う様になりました。
みなさんはいかがお感じになりますか?

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