私の住んでいる京都府で12月16日に過去最多となる96人の感染者が発表されました。
これに伴い京都市では1月11日までの期間、飲食店に営業時間を午後9時までにしてほしいという時短要請が出されました。
GOTOキャンペーンの一時停止や首都圏での時短要請などこれ以上の感染拡大を食い止めるべく様々な対策が年末年始にかけて講じられています。
感染拡大防止の為には必要な対策だと私も思っているのですが、一方で先の外出自粛要請でダメージを受けた経済活動にも配慮する必要があると思うので、非常に難しい判断に政府及び地方行政は迫られていると思います。
最近思うのは時短要請が出された飲食店の経営者や店長さんへのインタビューを撮影したニュース報道で、『今回の時短営業の要請についてどう思われますか』というよくある質問に対して経営者や店長さんが『正直痛いが、感染拡大を食い止める為には仕方がない』と答える映像をよく目にします。
私には飲食店のみなさんが踏み絵を踏まされている様に思えてならないんです。
現在の状況を踏まえると答えは先の回答しかない訳で、何のための質問なのかな?と疑問に思ってしまいます。
私は飲食業ではないのですが、観光業と密接に関係する業種で働いているので、コロナウィルスの感染拡大は他人事ではなく、飲食店の方々と同様に非常に大きなダメージを受けるのですが、同じ質問を聞かれれば、同じ回答をせざるを得ないと思います。
かつての戦時下においての赤紙や言論統制されていた頃の話と重ねてしまう私は、いささか誇張しすぎなのかもしれませんが、そんな気がしてならない今日この頃です。
いずれにせよ今回の年末年始はステイホームになりそうで、2021年も波乱の幕開けの予感がします。
私個人としては年明けから引っ越しに向けた準備に大忙しとなるのですが、感染拡大がこれ以上広がらない様に祈るばかりです。
万一外出自粛要請が再び出される様な事になれば引っ越しどころではなくなりますので・・・。
コメント