事の発端は?まずは時系列をお伝えします
いつも通り奥さんが買い物にプリウスを走らせていた時の事。突然シフト表示の右側にある警告表示灯などが並ぶエリアの右上の部分にエンジンチェックランプが点灯したと連絡がきたんです。

とりあえずいつもお世話になっているディーラーさんに見せに行く様に伝えて結果が分かり次第連絡をしてということでディーラーさんへ向うことに。これが今回のいきさつです。
チェックランプの原因は?
ディーラーさんへ到着して診断機に接続をしてチェックランプの原因を確認してもらった結果、今回は排気系EGRバルブという部品の不良ということが判明。(ちなみにプリウスのエンジンについては下記のページでご確認いただけます。)

EGRとは『Exhaust Gas Recirculation』の略で、主な機能としては、排気ガスの一部をインテークに戻すことで負圧を低減し燃費が向上させる仕組みのことで、トヨタのハイブリッドシステムTHS-Ⅱにはずっと使われており、30系や40系ではリコールの対象部品として保証期間が延長されたりしているほどややこしい部品の一つです。50系では30系や40系のEGRを更に進化させてインテークに戻す量を多くすることで燃費の向上に役立てています。逆に言えばそれだけシビアで壊れやすくなった!と言えるかもしれません。
今回のエンジンチェックランプも含めた警告灯と呼ばれるものには色が3色あるのをご存じでしょうか?緑色→橙色→赤色の3色で緑色は以上を知らせるものではなく、作動状況などを知らせるもので、通常時でも作動表示灯として見かけます。プリウスの場合でいうと一番わかりやすいのはシステム表示の『ready』のランプでしょうか?皆さんが否応なしに見ておられる表示だと思います。
次に今回のエンジンチェックランプと同じ橙色の警告灯です。こちらは先ほどの緑色とは違い、車両に何らかの異常が発生していることを知らせる表示灯です。正常時に点灯するのは起動時の一瞬くらいで、あとは今回の様に走行中や停車中などに突然点灯することは正常時にはありません。この橙色の警告灯が点灯した場合には速やかにディーラーさんで点検を受けて下さいとなっています。
最後に赤色ですが、こちらは先ほどの橙色と同じく車両に異常をきたしている時に点灯するのですが、特に重大な故障に繋がり、通常走行に支障をきたす恐れがある様な種類の場合に点灯するものです。この赤色の警告灯の場合には安全な場所で車を停車させてエンジンを止めてから対応した方がいい場合なども含まれており、非常に危険な状態にあると言えます。
少し話が逸れましたが、今回のエンジンチェックランプは橙色でしたので、今回は速やかにディーラーさんで点検を受けたという事になるんですが、このエンジンチェックランプはエンジンの不調に対して点灯するのですが、吸気系・排気系のトラブルの際に点灯することが多い様です。今回のEGRバルブというのも排気系のパーツになります。
一番恐れていたタイミングでの故障
私はトヨタの『保証がつくし』というプランに加入しています。(なんだ結局無償で修理できるのか)と思われた方もおられると思いますが、実は現在の期間は私にとっては弁慶の泣き所の期間でして来年の4月まで何も起こってほしくなかった時期なんです。(それについての詳しい説明は下記リンクからご確認ください)

まさに最悪のタイミングでの発生ということになってしまったのですが、そうも言ってられないので、今回の件で必要な見積もりを出してもらうことになりました。
修理費用はどれくらいかかるのか?
そんなこんなでディーラーさんからもらった見積書がこちらです。
合計金額45,694円!内訳は部品代が19,250円、技術料が26,444円ということの様です。
果たして高いのか?安いのか?よくわかりません。
とりあえず警告灯を消してもらって様子を見る事に・・・。
すぐに再点灯する様であれば修理を依頼するしかありません。
もしも修理を依頼するのならば、30系などでもリコールがあった部品なので、品番違いなどの部品が存在していないか?万一修理したあとでリコールが出ればその時はどうなるのか?など多少気になる点があるので、そのあたりを聞いてから保証がつくしプランに入っている!という点を考慮してもらって少し金額の交渉を行ってみたいと考えています。
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