LOOP電気大丈夫か?電気料金が高すぎる!1年前との差額にビックリ

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2021年の12月に電気料金の見直しを検討し、関西電力の従量電灯Aから新電力のLOOOP電気へ切り替えました。

以降、2022年度の夏頃までは関西電力よりも電気料金の安い状態で上手く見直しができているなと思っていたのですが、今年に入って状況が一変!ありえない金額に請求にビックリ!最初に思った事はこんな電気料金を請求するなら会社を潰した方がいいのでは???という事でした。

今回は我が家の実際の電気料金をご紹介していきたいと思います。

LOOOP電気での請求額は?

LOOOP電気での請求額をご覧頂きます。

まずは契約当初の2021年の12月の請求額です。

2021年12月のLOOOP電気の請求額

ちょっと詳細の部分の細かな数字が見づらいかと思いますが、基本料金は0円が謳い文句の会社ですので、赤枠の迷彩部分の合計額が電気料金の1Kwhあたりの単価と思ってもらっていいと思います。

2021年12月時点での単価は26.55円!使用電力は624Kwh!請求金額は16,566円です。

因みに我が家は両親との同居で2世帯4人暮らしでオール電化ではないですが、IHクッキングヒーターや冷蔵庫が1階と2階の2台ある事、私がリモートワークで昼間も自宅でPCなどを使用している事や母親が認知症で1日中自宅のリビングと寝室を往復している関係でエアコンとTVがつきっぱなしな状態な関係で、一般的な家庭よりもかなり電力の消費量が多いです。1月や真夏の8月などはMAX900Kwhくらいになることもあります(笑

今度は2022年度の年末の請求額です。

2022年12月のLOOOP電気の請求額

2022年12月時点での単価はなんと40.61円!使用電力は596Kwh!請求額は24,203円です。

今年の年末は電気料金の値上げが盛んに言われていましたので、我が家でも出来る限り節電に努めました(笑

親には高齢の親にはなかなか節電の努力を促すのは難しいので、我々夫婦の2階でエアコンの使用頻度やこまめな節電などを行った結果、昨年の12月よりもほんの僅かですが、少ない電力消費に抑えられました。

ですが、実際の請求額はというと・・・。単価が26.55円から40.61円に!

約14円の単価の値上がり・・・(悲

親バカ総理大臣が打ち出した電気料金の支援が2,000円ですか?昨年と比較して使用料は減っているのに、支払いは大幅にアップ!因みに昨年末の単価で計算してみると15,823円になりますので、差額はなんと8,380円上がった事に!

2,000円なんて焼石に水!ですよね(笑

親子で海外で公務とかこつけて豪遊してる場合じゃないんじゃないでしょうか?(笑

ここまではこんな感じで笑っていられるんですが、問題はここからです。

年が明けて2023年1月の請求額は?

問題の今月の電気料金の請求額です。

毎年1月は我が家でも一番電力使用量が多くなる月なのですが、ご覧頂きましょう!

2023年1月のLOOOP電気の請求額

見て驚け!と言いたくなる様な金額!なんですかこの単価は(怒

2023年1月の単価はなんと44.14円!使用電力は854Kwh!請求額は驚愕の37,698円です。

これを見た第一声はふざけるな!でした(笑

1月ですので、確かに使用量も多いのですが、それでもここには記載していませんが、2022年の1月は923Kwhでしたので、先月に引き続き節電には努めており、結構頑張ったと思っているんです。

それなのにこの金額・・・(悲

これまでの金額を比較してみると・・・

ありえない様な単価の上昇ですが、一度整理してみると・・・。

2021年の12月の単価で計算してみると22,673円

先月の2022年12月の単価で計算してみると34,680円

1年前と比較すると37,698円-22,673円=15,025円アップ!

先月と比較すると37,698円-34,680円=3,018円アップ!

書いててなんだか虚しくなってきました(悲

1年前との比較で15,000円も値上がり、先月と比較しても3,000円も値上がり・・・。

電気料金の値上がりの政府の支援策の金額はいくらでしたっけ?(笑

もうどうでもいい様な金額でしたよね?確か・・・。

何かLOOOP電気さんから苦情がきそうなので、一応多少のフォローをしておくと、今回の一連の値上げに流れはLOOOP電気だけに限った訳ではなく、日本中で起こっている現象です。ですので、LOOOP電気だけが値上げをしている訳ではない事をフォローしておきます。

因みに2023年1月の電気使用量を大阪ガスの電気と関西電力の従量電灯Aにすると?

LOOOP電気だけではなく、全ての電力会社で値上げが起こっているとお伝えしましたが、既存の電力大手には上限設定というものがあり、新電力の様に自由=青天井というわけではありません。

近年は大手の電力会社も急激な燃料費の高騰で上限設定の撤廃を申請している会社もありますが、私の住んでいる関西電力と大阪ガスの電気で因みに今回の電力使用量854Kwhを1月分として試算してもらいました。結果は・・・。

大阪ガスの電気での料金は約34,500円

関西電力での料金は約27,500円

という事でした。

おおよそですが、大阪ガスで3,000円程、関西電力では10,000円程度も違っていることが分かりました。

大阪ガスはLOOOP電気の様な新電力の単価の決め方ではなく急激な変動は起こりにくい!既存の大手電力会社に近い請求方法だと聞いていたのですが、燃料調整額などは上限設定がないので、昨今の値上がりで、あまりお得感がなく、LOOOP電気に比べれば少しは安い!という程度にとどまりました。

一方関西電力の従量電灯Aは今のところ上限設定などの関係もあり、極端な単価の値上がりは起こっておらず、LOOOP電気と比較すると10,000円程度の差がありました。

今回とった対応策は?

今回の事態を受けて結局のところどうしたかというと、もう皆さんおわかりですよね?

この記事を書く前にとりあえず緊急避難的に関西電力の従量電灯Aに戻す手続きをしました。

会社の電力などは現在新電力から既存大手の電力会社への切り替えは受け付けていないところも多くて、今回の様な急激な電気料金の値上げに悲鳴をあげながらも、元の大手に戻せない!という苦境に立たされている会社も少なくないと聞きますが、幸いにも個人では現在のところは大手の電力会社への移行は受け付けており、戻す事が可能です。

但し、皆さん考えることは同じで、関西電力でも非常に多くの切り替え依頼が殺到しているらしく、切替完了までに最大で2ケ月程度かかる場合があると書かれています。

申し込み順に順次対応と書かれていますので、切替を検討されるなら一刻も早い切替手続きをお勧めします。

この記事のまとめ

昨年の秋以降の燃料調達額の急騰を受けて、新電力の単価の引き上げは尋常ではありません。

もちろん廃業していく事業者も後を絶たないわけですが、現在生き残っているLOOOP電気などをはじめとする新電力各社も針の筵状態で契約者から非難をうけているのではないかと思います。

LOOOP電気では新たに電力予想アプリなるものを提供して刻々と変わる電力単価を伝えて上手く節電して下さい!という試みを行って何とか利用者に上手く節電をしてもらおうと努力している様ですが、正直いって限界があります。

そもそも単価の高い時間帯は需要の多い時間帯です。ずらして上手く節約!と言われてもエアコンの使用を単価の低い時間帯まで使うことができるでしょうか?一番単価の低いのは当たり前ですが、深夜ですが、この深夜に電気温水器みたいにタイマーなどで深夜電力を活用してお湯を沸かす!などの機能が備わっているのならまだしも、一般的な電化製品では深夜の寝ている間に使用できるものなどほとんどありません。

仮に少し洗濯機の使用時間をピーク時から数時間ずらせたとしても、単価の上昇の方が厳しく焼石に水といった感じが否めません。

1年前のウクライナとロシアの戦争が始まる以前に今回の事態を予測することは極めて困難であり、新電力へ移行して少しでも電気料金を安く済ませたい!と思って私同様既存大手の電力会社から新電力へ移行され方も大勢おられると思います。

問題はここからです!このままどこでも値上がりしてるのだからどこに替えても同じ!とあまく見ていると、新電力の場合はこれからとんでもないことになるかもしれません。

今回の事態を受けて、とりあえず元の電力大手に戻したり、別の電力会社への切り替えを検討するなどの行動を起こされる事をお勧めします。

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