60系プリウス発表!どんな車なのか?解説していきます。

新型プリウス発表!どんな車なのか?解説していきます。 プリウス50系情報
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40系プリウスαに新型が発表されず、プリウスのフルモデルチェンジが行われたので、今回の新型プリウスが60プリウスということになるのでしょうか?本来ならば新型のプリウスαが60で今回の新型プリウスは70だと思っていた私にとってはまずはその部分が少し驚きでした。

現在、私の乗っている50系プリウスはデザインに賛否があり、どちらかというとかっこ悪い!という方の方が前期、後期を含め多かったのではないかと思います。

30系などのオーナーさんで、50系に乗り換えを見送っておられた方も相当数おられるのではないかと思いますが、今回の新型は反対に一目でおっ!と思わせるかっこいいデザインになっていると私は第一印象で思いましたので、これは待っていた30ユーザーさんや現行の50ユーザーさんからの乗り換えが期待できるのではないかと発売前からメガヒットの予感がプンプン漂ってきます。

今回はそんな新型のプリウスについて集めた情報を基に良い点や気になる点などをご紹介していきたいと思います。

また私は50から乗り換えるつもりなのか?などやYouTubeでわかりやすい動画などもご紹介しますので是非、参考になさってください。

新型プリウスってどんな車?

同じく今年の夏に発売された新型クラウンにかなり似ていると思うのは私だけでしょうか?

デザインとしては歴代の中でも間違いなく一番かっこいいのではないかと思います。

50系との大きな違いは?

ボディーと内装を50系との比較してみます。※赤字は気になる数値です

外観の概要

ボディースペック 新型 50系 違い
全長 4,600mm 4,575mm +15mm
全幅 1,780mm 1,760mm +20mm
全高 1420mm※ZとPHEVは1,430mm 1,470mm -50mm
ホイールベース 2,750mm 2,700mm +50mm
トレッド 1,560mm /1,570mm 1530mm/1540mm
最低地上高 145mm ※ZとPHEVは150mm 130mm +15mm
車両重量 U 1,360kg G 1,400kg Z 1,430kg PHEV 1,570kg HEV1,360kg
最小回転半径 U 5.3m G・Z 5.4m 5.1m +0.3m
タイヤサイズ U 195/60R17 G・Z・PHEV 195/50R19 195/65R15/,21545R17

デザイン重視の今回の新型は室内の空間がちょっときになるところ。

最小回転半径も少し小回りが利かなくなった点もきになるところ。

タイヤは完全に特注サイズ?今まであまり聞いたことのないサイズでちょっと価格やスタッドレスの問題などを含めて気になります。

室内の概要

室内サイズ 新型 50系 違い
室内長 1,840mm 2,110mm -70mm
室内幅 1,500mm 1,490mm +10mm
室内高 1,130mm ※PHEVは1,135mm 1,195mm -65mm

こちらの数値の方がボディーよりも気になります。

50系より上回っているのは室内幅のみ!+10mm広いというのがどの部分かというところによって広く感じるかどうかわかりませんが、室内長の-70mm室内高の-65mmは明らかに狭く感じるのではないかと少し心配になります。

エンジン及びハイブリッドシステムの概要

【1.8Lエンジン】 新型 50系
エンジン型式 2ZR-FXE 2ZR-FXE
総排気量 1.797L 1.797L
最高出力 72kW/98PS 72kW/98PS
最大トルク 142Nm/14.5kgfm 142Nm/14.5kgfm
【フロントモーター】
型式 1VM 1NM
最高出力 70kW/95PS 53kW/72PS
最大トルク 185Nm/18.9kgfm 142Nm/14.5kgfm
動力発生電池 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池とニッケル水素電池
WLTCモード燃費 32.6km/L 30.8km/L
【2.0Lエンジン】
エンジン型式 M20A-FXS
総排気量 1.986L
最高出力 112kW/152PS
最大トルク 188Nm/19.2kgfm
【フロントモーター】
型式 1VM 1NM
最高出力 83kW/113PS
最大トルク 206Nm/21.0kgfm
【リアモーター】
型式 1WM 1NM
最高出力 30kW/41PS 5.3kW/7.2PS
最大トルク 84Nm/8.6kgfm 55Nm/5.6kgfm
動力発生電池 リチウムイオン電池 リチウムイオン電池とニッケル水素電池
WLTCモード燃費 G 31.5km/L[E-four29.2km/L] Z 28.6km/L[E-four26.7km/L] PHEV 23.0km/L

※各モデルハイブリッド燃料消費率を表示

エンジンに関しては、2.0リッターは今回新たに搭載されたモデルですが、1.8リッターに関してはスペックも型式も全く同じなので50系と同じものなのでしょうか?ちょっとよくわかりませんが、数字を見る限りでは違いはない様に思えます。

一方でモーターに関しては全てにおいて50系よりも強化されています。

EV化への流れに沿ってよりモーターの仕事量を増やして燃費と走りの両面を更に高めていくというコンセプトの様で、よりEV感が新型では得られそうで楽しい走りが期待できそうです。

デザインが刷新

先ほどからお伝えしている様に外観のデザインとしては50系と違い多くのユーザーから支持されそうなデザインをしていますが、やや室内の空間を犠牲にしていないかという点とコックピット周りの仕様をガラリと変えている点に賛否両論あるかもしれません。

パワートレインが3つになった

50系の時は1.8リッターのハイブリッドとPHEVの2タイプでしたが、今回の新型は1.8リッターと2.0リッター、PHEVの3タイプからの選択になりました。

グレードに加えてエンジンの排気量も価格を考慮しながら選択するのは結構迷うかもしれませんね。

タイヤのサイズの変更

今回の一番の特徴ともいえるタイヤサイズです。

確かにサイドから見た感じはかっこいいのですが、リアから見た横幅が狭くなっているという変わったサイズで、U 195/60R17 G・Z・PHEV 195/50R19という2種類が用意されえている様で、普及帯より上のグレードは195/50R19というタイヤサイズになりそうな感じです。

このタイヤサイズ検索してみるとなくはないのですが、安くはないです。

スタッドレスは履く場合にはどうでしょう?195/60R17を履くことになると思うのですが、こちらも価格が50系の195/65R15に比べるとかなり高額になってしまいそうで、維持費がかなり気になります。

この点は購入を検討されている方は事前にしっかりとリサーチされた方がいいと思います。

内装の基本コンセプトごと仕様変更

こちらも筆者がかなり残念に思っている部分なのですが、プリウスの伝統ともいえるセンターディスプレイではなくなりました。

 

【新型プリウス内装】
60系プリウス内装

こちらが新型プリウスの内装ですが、こちらは賛否両論ありそうな感じですね。

ちなみに筆者は非常に残念に思っております。

センターディスプレイの廃止に加えてメーターパネルがBZ4のメーターパネルとそっくり!コストを抑える為に使いまわしなのかもしれませんが、外観が近未来っぽいのに内装は以前に逆戻りした様な感じがしてがっかりしました。

【30系内装】 【50系内装】
30系プリウス内装 50系プリウス内装

ちなみに上記が30系と50系の内装!どちらもプリウス伝統のセンターディスプレイ!今回はどうしてああなったのでしょうか?

おまけにHUDまでなくしてしまいました(悲

というかあのメーターではHUDを表示させるのは難しいので自ずと搭載できなかったのだと思いますが、そうまでして今回のメーターパネルにする必要があったのでしょうか?

補機バッテリー位置の変更

【新型プリウスエンジンルーム内】
60系プリウスエンジンルーム内の画像

エンジンルーム内は驚きのぎっしり感!これでは流石に補機バッテリーをトランクに持っていくしかなかったんですね。

しかしようやく50系で一般的な車と同様にトランク内に収める事ができた補機バッテリーも再び後部に持っていったのは残念なポイントです。

後ろにしてデメリットはありますが、特にメリットはありません!単純にスペースがなかったから!という理由だと思いますので、何とか頑張ってほしかったです。

後部ドアノブの位置の変更

CHRという車が発売された時に50系プリウスとのどちらにしようか悩んでいた時に試乗してみたのですが、そのCHRの後部ドアノブと同じ様な形状に!正直、私には使い勝手が悪い気がします。

デザイン性はいいのかもしれませんが、ドアノブは普段よく使う重要なパーツですので、しっかりと利便性を重視して作って頂きたかった。

【新型プリウス後部のドアノブ位置】
60系プリウス後部ドアノブの画像

このドアノブ!背の低い子供やお年寄りに優しいですか?あまり奇抜にせずに普通にしておいてもらいたかった!というのが筆者の感想です。

筆者は50系からの乗り換えを検討しているの?

今回の新型プリウス!見た目のかっこよさと走りを含めた性能などをみているとすぐにでも乗り換えたい!と思ってしまう様な、魅力的な車に仕上がっていると思います。

ですが、私は50系をある程度乗り潰していこうと考えていますので、今のところはすぐに今回の新型への乗り換えは検討しておりません。

もちろんディーラーさんなどで試乗するチャンスがあれば乗ってみたいとは思いますし、試乗したり、街中に新型プリウスが走りだして実物を路上で見かける様になれば気が変わる可能性はないとはいえませんが、私としては次に乗り換える車はEVがいいなと思ってまして、できればトヨタのEVが発売されれば!と思っており、それまでは50系を乗り続けていこうと思っております。

新型プリウスの詳しい解説を動画でみたい!

今回、私が動画として参考にさせて頂いた新型プリウスの事が手に取る様にわかるYouTube動画を下記にご紹介させて頂きます。

4本全てご覧になれば新型プリウスのほとんどを詳しく理解できると思いますので、興味のある方は是非ご覧ください。

竹岡 圭の撮りたてレポート!「トヨタ新型プリウス」発表会へお邪魔してきました。
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この記事のまとめ

今回は新型プリウスについてのご紹介でした。

50系の時には発表の時から『ん?』という様な感じでそのデザインに驚かれて購入を見送られた方も多かったのではないかと思います。

私自身も今でも50系のデザインはどうなんだろう?と思ってますし、モデリスタのエアロがなければ別の車を選択していたかもしれません。

ただ、不思議なことにこの50系のデザインは今頃になって見慣れてきたせいか、あまり奇抜なデザインという印象を受けなくなってきました。

発表当初50系開発の責任者だった豊島さんがデザインについていろんな人からさんざん問いただされる度に首をかしげてそんなにおかしなデザインかな~という様なしぐさをされていたのを今でも鮮明に覚えていますが、もしかしたら開発陣は発表の何年も前から50系のデザインを見てきたので、現在の私の様な感覚に発表時点からなっていたのかもしれないな!と思うと少し豊島さんの気持ちがわかった様な気がしています。

とにもかくにもそんな50系と違って今回の60系はおそらくおおくの人から受け入れられるデザインだと思うので、かなりの売れ行きが予想される1台になったと思います。

これからも50系の記事を中心に上げていきますが、60系についても機会があれば取り上げていきたいと思いますのでご期待下さい。


YouTube始めました『みやこをどり』

今更ですが、YouTubeを始めました。今まで画像でしかお伝えできなかったプリウスの動画やその他の動画をアップしていけたらと思っておりますが、まずは動画の撮影方法や編集方法の勉強が先だと思います(笑

50歳を超えてからの挑戦ですので、どんな感じになっていくのか?超初心者の動画って???と思われた方は是非覗いてみてください(汗

この先もっと走行距離が増えていくとどうなるのか?引き続き毎月ご報告していきたいと思いますので、同じくプリウスにお乗りの方やプリウスに興味のある方は是非、定期的に覗いて頂ければ励みになります。

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