腸閉塞で緊急手術!緊急入院!いきなりの出来事に一同困惑を隠せない

腸閉塞で緊急手術!緊急入院!いきなりの出来事に一同困惑を隠せない 天翔のブログ
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2021年6月10日夕方。前日からお腹の調子が悪いと母親が訴えていたのですが、数年前に胃がんの手術をして抗がん剤治療を行って以来、もともとお腹の調子はあまりよくない日々が続いていたので、いつもの便秘なのかな?と家族の誰もが思っており様子を見ておりました。

ことの発端は6月9日の夜。お腹の調子が悪く気分が悪いとのことで、ベッドに寝かせて様子を観ておりました。一晩様子を観てみようということになり翌日の10日。症状は改善する方向に向かわず、午後からは発熱と嘔吐を繰り返す様になり、これはちょっと・・・。ということですぐに病院へ時間外での診察を打診し始めることに。通常なら夜間や時間外診療を行っている医療機関へ直接連れていけばいいのですが、発熱を伴っている状態なので、今回の場合はそうもいかないと思い、とりあえず近くのかかりつけの診療所から電話をしてみることに・・・。案の定、発熱のある状態では診察ができない!との返答で、その後周辺のいくつかの救急病院などに連絡するも発熱している患者さんは受け入れられない!と断られるばかり。これが世にいう盥回しという状態なのか~。と思いつつもそんなこともいってられないので、近くの病院へ直接交渉に私一人で出向くことにしたのです。電話で断られたものを出向いたからといってどうなるものでもないだろう?と思われると思うのですが、とりあえずは直接出向いて説明するしか方法がないと思い出向いていきました。

やはり発熱があることを伝えると、のっけからあまり反応が良くなくて、私自身も既にコロナ患者扱いの様な対応でした。受付から外へ出てほしいとのことで、建物の外に出るとTVで見たことのあるガレージに白いドーム型のテントが!その側で事情を説明し、なんとか観て頂けないかとお願いをしてみると、すぐには観れないが少し時間を空けてから!来院は本人と付き添い1名のみ!という条件なら!ということになり、近くなのでその提案でお願いすることになりました。おそらく少し時間を空けた理由は万が一のコロナに備えて準備がしたかったのかな?と今になって思うと思えたりしますが、真相はさだかではありません。

待つといっても30分程度です。自宅へ戻り、事情を説明しつつ準備をして母親を連れていけばそれくらいの時間にはなると思ったので、実質はそんなに待つ時間はないなと思い母親を私が連れていくことに。今になって思えばこの観て頂けたことが今後の最大のポイントになったなと思っています。

病院に到着するとまずは重装備のこれまたTVで見たことのある防護服に身を纏った看護師さんが建物の外でお出迎え!その場で必要種類を書き込んで、私は乗ってきた車で待機する様にと。いわゆる濃厚接触者の可能性あり!ということなんでしょうね。指示に従い母親だけが看護師さんに連れられて建物の中へ!その後ろ姿は宇宙人に連れていかれる映画のワンシーンに見えなくもない感じでした(笑それから1時間くらいでしょうか?あたりもすっかり暗くなりかけた頃にようやく看護師さんが車に・・・。あれ?防護服は???普通の格好での登場に思わず突っ込みたくなりましたが、それよりもまずはあまり飲み込めていない状況を把握したかったので、看護師さんの話を聞くことに。とりあえずコロナの疑いは晴れたとのこと!『PCR検査をして頂いたんですか?』と聞いてみると『いえ!やってません』と・・・。まさか野生の感?とか???と心の中で思いつつも『そうなんですね。良かった。ありがとうございます』と看護師さんに伝えると、『とりあえず今検査が続いていますので、中の待合室でお待ち頂いても大丈夫ですので、待合室へどうぞ!』と・・・。そっかコロナじゃないとわかれば特に問題ないんだ!と回転の悪い頭でようやく悟った私は車を施錠し病院の待合室へいくことに。

待合室に到着して少しすると今度は先生から説明が!今回の原因についての説明をします!とのことで、言われてみればコロナでなかったのはいいけれど、じゃあ今回の症状はいったい・・・?って話になるよな?とまたまた回転の悪い頭でもようやく理解しつつ診察室へ。しかし診察室の中には母親の姿はなく、先生がおられるだけ!とりあえず丸椅子に腰かけて先生の説明を聞いてみることに・・・。

先生の診断は『腸閉塞』イレウスとも呼ぶそうですが、大きく分けて2つの原因があり、腸管自体がつながっていなかったり狭くなっていたりすることが原因で引き起こされる機械的閉塞と腸管の形そのものには問題はないが、生まれつきや薬の副作用など何らかの問題により腸の蠕動運動がうまく機能しない機能的閉塞の2種類。ただ、全体的にみればほとんどが機能的閉塞だそうで、今回の母親の腸閉塞も機能的腸閉塞にあたる。原因としては、腹膜炎などの腹部手術のあとに腸と腹腔壁や、腸同士がくっついて腸管が曲がったりふさがったりすることなどにより、腸の動きが悪くなることだそう。

そういう診断で今回はすぐに手術が必要ということで、ここで手術をしてもいいのだが、胃がんの手術をやった病院の方がデータなども揃っておりリスクが低いのではないか?というお話で先生がその病院に直接問い合わせをして頂き、救急車で胃がんの手術をした病院へ先生同乗の元に転院することに。

胃がんの手術をした病院へ到着したのは午後10時を廻っていました。その病院で再度検査を行いそちらの病院の救急医の先生からの説明も先ほどの病院の先生の診断と同じ『腸閉塞』という診断で、すぐに手術をするとのことでした。もしも腸の一部が腐っていた場合には切除してつなぎ合わせるという手術になり、かなり時間がかかるかもしれないが、検査画像を見る限り腐っている感じはしないので、その場合はねじれたり癒着した部分を元に戻すという手術で約1時間程になるという説明などを受け、手術に関わる一切の書類に目を通してサインを済ませたのが11時過ぎ。手術開始が11時30分過ぎ→終了が1時頃でした。

ここまではいつもの手順となんらかわりないのですが、今の時期はここからが大変です。

コロナ禍の影響で全ての入院患者との面会が原則禁止!入院から退院まで一度も会うことができないという事で、入院予定期間の2週間の間、年老いた母親一人で大丈夫なんだろうか?と不安に感じながらも入院生活がスタートしました。

現在は5日目ですが経過は順調の様で、時より病院から連絡や近況報告みたいな連絡はあるのですが、やはりいつもの入院の時と違って少し入院している方も周りの家族も少し違和感を覚えています。

ま~今回もコロナ渦の中でなんとか診断して頂いて手術を無事に出来た事に対して全ての関係者の方に感謝をしながら日々過ごしております。

コロナと梅雨時での体調管理!お互いに気を付けてなんとか乗り切っていきましょう!

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