寒さがそろそろ燃費に影響してくる季節になってきた!

寒さがそろそろ燃費に影響してくる季節になってきた! プリウス50系の記事
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気温と共に下がっていくプリウスの燃費

古都京都も紅葉が進んできました。
この時期から徐々にプリウスの燃費が下がり始めます。
今はそれほど大きな誤差ではないですが、12~2月にかけて一番燃費の悪い季節に突入します。
11月くらいまではそれほど大きな下がり方はしないのですが、12月からは目に見えて燃費が悪化していきます。
プリウス乗りのみなさんにとっては少し憂鬱な季節になるかもしれませんね。

どうして冬場に燃費が悪くなるのか?

ではなぜ冬場になると燃費が悪くなるのか?その原因を具体的に探ってみたいと思います。
といってもおそらくみなさんお察しの通リなのですが、主な要因は2つ!
『暖気運転の為にエンジンを回す為にガソリンを使用する』
『暖房の為に必要な熱量を確保する為にガソリンを使ってエンジンを回す』
この2点が大きな要因です。
私の車はツーリングではないので、シートヒーターは搭載されていません。
なので、通常のエアコンの暖房に頼るわけですが、普通のガソリン車であれば、エンジンを始動して暖気運転が済めば、その後はエンジンの熱量に関してはほとんど心配はいりません。
ですが、ハイハイブリッド車の場合はエンジン停止時間が多く発生する為に低温化ではエンジンの温度を確保しずらい状況が発生し、その熱量を確保する為だけにエンジンが始動されます。
シートヒーターで暖を取れるというのであれば、エアコンをOFFにすることでこの暖房による燃費の低下は抑えられるのかもしれませんが、ツーリングでなければ暖房なし!というわけにはいかないので、燃費に影響します。
しかもその影響は気温に大きく左右されるので、寒くなればなるほど燃費が下がってしまいます。

出来る限り燃費を下げたくない場合にできることは?

冬場に弱いプリウスですが、それでもできる限り燃費が下がることは避けたい!という方は、次のことを心掛けてみてはと思います。
まず一つ目ですが、『エアコンのECOモードを使用してみる!』です。
先ほども述べましたが、ツーリングでシートヒーターがある方は、暖房を使用せずにシートヒーターのみで過ごせるならそれが一番燃費が下がりにくいですが、ツーリング以外のグレードならエアコンをECOモードにしておくことで燃費の低下を防ぐ効果があると思います。
ちなみに私は夏も冬も年中通してエアコンはECOモードです。
ECOモードでも特に問題なく使用できると私は思っているので、燃費を少しでも下げたくない人は一度お試しあれ!
次に『暖気運転の時間に気を付ける!』です。
エンジン始動時の暖気運転の時間ですが、プリウスには0-20Wという低粘度のエンジンオイルが指定されています。
これは一般的なエンジンオイルよりもかなり粘度が低いオイルです。
言ってみればシャバシャバ状態!この低粘度の理由はまさにこの冬場に対応させる為だと言われており、低温化でも頻繁にエンジンの始動を停止を繰り返すので、粘度をあらかじめ下げたオイルを使用することで、エンジンへの負担の軽減など計っているのだと思います。
一説によると、最近の自動車は暖気運転なるものは特に必要なく、エンジン始動後の発進をあまり急激にしなければそのまま発進しても問題ない!という風にいう意見もあるくらい、暖気運転の必要性も有無が疑われてきています。
とはいえ私自身も古い人間ですので、冬場になると暖気運転をしてしまいます。
目安はエンジン水温で25度~30度の間程度。
水温なんてなぜわかるの?と思われた方もおられると思いますが、最近はレーダー探知機なでをOBD-Ⅱという端子に接続することで、車両の様々なデータを確認するとが可能です。
今の水温もそうですが、プリウスにはないエンジン回転数なども知ることが可能です。
こういったものを上手い活用して、できる限り暖気運転時間を短くすることで、燃費の下がり具合の低減につながります。

この記事のまとめ

いかがだったでしょう?
冬場の燃費が下がる原因について書いてみましたが、私自身は正直、こんな程度のことで燃費にそれほど影響するのか?と少し信じがたい気がしています。
ですが、実際これほど燃費に影響を及ぼすの自身が乗って体感済ですので、疑う余地はありません。
逆に言うと、それほど燃費はシビアなものなんだなと冬になると実感します。
燃費を良くするということがいかに難しいのか!そう思うとプリウスの燃費にあらためて感謝の気持ちが湧いてきたりします。

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