PRIUS50系のタイヤサイズとホイールについて
今回はプリウス50系のタイヤとホイールの記事を掲載します。
プリウスにとってはタイヤとホイールの重量や形状というもの燃費に大きく関わってきます。
ですので、一般的な車よりもデザインやサイズ変更をする際には気を使わないと、見た目と予算だけで交換すると、後々後悔することにもなりかねません。
この記事で基本情報を確認してご自身の交換時の参考にしてください。
ノーマル状態でのタイヤサイズ
50系プリウスには標準で2種類のタイヤサイズがあります。
グレードによって違うのですが、ツーリングとそうでないか!の2種類に分類されます。
ではこの2種類のサイズはというと・・・。
- ツーリング以外の車種は195-60R-15
- ツーリングの車種は215-45R-17
となっています。
ノーマル状態での空気圧
標準での規定空気圧は・・・。
- 15インチの方が、前輪:250kPa・後輪:240kPa
- 17インチの方が、前輪:220kPa・後輪:210kPa
となっています。
ちなみに私の乗っているE-Fourに関しても空気圧は同じです。
FF(前輪駆動)なので前輪の空気圧が少し高めの設定になっているのなら、E-Fourはリアにもトランスアクスルを搭載しているから前後同じとかになるのかな?と勝手に思っていたのですが、実際にはFF車と同じでした。
https://prius.space/prius50/e-four/
標準のホイールの重量
プリウス50系に標準のホイールの重量は・・・。
- 15インチホイールが7.4㎏
- 17インチホイールが10.6㎏
となっています。
トータルのバネ下重量は?
まずバネ下重量って何?と思われた方の為に説明を!
バネ下重量とはその名の通り、サスペンションの先にあるものの重量のことで、一般的にはホイールとタイヤの合計重量のことをいいます。
では本題ですが、こちらはタイヤの重量はメーカーなどによっても微妙に違いますので、あくまでも参考値とお考えください。
- 15インチの方がホイールの重量7.4㎏+タイヤの重量約7.5㎏=14.9㎏
- 17インチの方がホイールの重量10.6㎏+タイヤの重量約9.5㎏=20.1㎏
となります。
タイヤの重量は約ですので、ざっくり考えると
- 15インチで1本あたりのバネ下重量が15㎏!
- 17インチで1本あたりのバネ下重量が20㎏!
という感じになります。
15インチと17インチで1本あたりのバネ下重量の差が約5㎏!4本だと約20㎏も違うんですね。
そうなると燃費の違いは?
当然ながら15インチと17インチでは燃費が違ってきます。
バネ下重量が軽ければ軽いほど、燃費が良くなるのは、プリウスに限ったわけではなく、車全般に言える常識です。
では実際にプリウス50系の場合でツーリングの17インチとそうでないグレードの15インチでどれくらい燃費が違うのか?という話なんですが、こちらに関しては、実ははっきりとしたデータはありません。
というのもトヨタさんがそもそも17インチと15インチ装着車での区別をしていません。
E-Fourだけが区別されていて、カタログにもFFとE-Fourの燃費の違いは記載しているものの、タイヤサイズではひとまとめになっています。
E-FourとFFで燃費が違う大きな要因はやはり重量だと思うのですが、だったらタイヤサイズもバネ下重量が20㎏近く違えば当然、燃費も違うはずだと思うのですが・・・。
一番燃費が悪いのはツーリングのE-Four!ということになるはずで、カタログ値の34㎏というのはおかしな話だと私は思うのですが、みなさんはどう思われるでしょうか?
とはいうものの、散々記事書いておいてわからないのか!とお叱りをうけそうなので、私自身の実走行データとわかる範囲で調べてみたデータを紹介します。
私の乗っているプリウスはAグレードのE-Fourですので15インチなんですが、現在の生涯燃費は28Kmです。
https://prius.space/prius50/tensan-process-of-purchase/
ネット上での意見を見ていると、E-FourでないFFで15インチの方の燃費はいい人の平均で30Km前後、悪い人の平均で23~25Km前後という意見が多かったです。
対して17インチでFFの方の意見を見てみると、燃費のいい人の平均で27~28Km前後、悪い人の平均で19~21前後という意見が多かったです。
この燃費は乗り方と走る場所、住んでいる地域と車の当たりはずれなどによって開きがあるので、一概には言えません。
ですが、15インチと17インチでは確実に燃費2~3Km以上の差はある様に思えました。
今回の記事のまとめ
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