プリウス50系に搭載されているトヨタsafetysensePという安全装備。
追突や踏み間違い防止など、安全機能が数種類組み合わされたシステムの総称で、前期型と後期型で少し仕様が違うのですが、基本的には同じ様なシステムになっています。
このプリウスでかれこれ8万キロ以上乗ってきたのですが、先日名古屋へドライブに出かけた時のことです。
天気は晴れ!気温も10度ちょっとという真冬にしては穏やかな陽気の日でした。
いつも通り、下道だけでのドライブですので、片道で6時間程度かかるのですが、妻と2時間おきに交代しながら走っていた時のことです。
まず私が自宅から最初の2時間を運転して、その後妻に交代して運転し始めて少しした時です。信号待ちで停車しようとした時にセンターディスプレイの表示部に赤い背景で大きく『ブレーキ』と表示されて急ブレーキがかかりました。このブレーキという表示は何かの拍子にたまに警告音と共に表示されることがあり、ドキッとすることがよくあるのですが、車にブレーキをかけられたのはこれがはじめて。
私も助手席に座っていたのですが、急ブレーキをかけなければいけない状況ではなかったので、後続の車はよく追突しなかったなと肝を冷やしました。
それから少しして今度は私が交代して運転することに。
私はよく疲れた時や安全そうな一本道の場合などにACCを使用しながら走行しています。
基本的にはACCは高速道での使用が推奨されていますが、プリウスのACCは優秀で下道でも気をつけて使用すれば十分にその機能を果たすだけの性能を持っています。もちろんACCは万能ではありませんので、状況に応じて自分でブレーキ操作を行うのですが、今回もACCにて走行中に車が停車の為のブレーキ操作が遅い感じがしたので、自身でブレーキをかけて安全に停車をしようとしたところ、先ほどの妻の運転の時と同様にまたも自動ブレーキが作動して急ブレーキとなったんです。
言い忘れましたが、妻はACCが嫌いなので、運転は全て手動で運転をしています。つまり手動とACC運転の両方で自動ブレーキが作動したわけです。
追突を回避してくれて助かった~!というシーンなら何の問題もないのですが、急ブレーキが必要ないシーンだっただけに、さすがに二人で顔を見合わせてしまいました。
さきほども言いましたが、なんでもないシーンでセンターディスプレイに警告のブレーキ!という表示だけがされることは、今までにも度々発生しており、この件はディーラーさんに何度か報告したのですが、警告表示だけではシステムの履歴にも残ってないとの事で具体的な原因は未だにわかっていません。
そんな中で起こった今回の車による急ブレーキ。
いつか車が急ブレーキをかけるのではないかという不安が的中した形になってしまった上に立て続けに2度も発生するとは思ってもいなかったので正直驚きました。
今回の一件を、国土交通省のリコール・不具合情報のページで確認してみると、何件か自動ブレーキが誤作動したという表記がありましたが、メーカーでは特にこの件に関しては何の情報もありません。
プリウスには先ほども申し上げましたが、システムに異常が起こった場合などの情報を履歴として記録する機能があり、専用の診断機に繋いで確認することが可能なのですが、自動ブレーキが作動したということは、記録されるのかどうかはわかりません。
この件はディーラーさんにも伝えて調べてもらうつもりですが、トヨタのお客様センターへも問い合わせをしてみたいと思っています。
自動ブレーキのブレーキは本当に急ブレーキなので、なんでもないところでかかると後続車に追突される恐れがあり非常に危険です。
この件は進展があり次第順次掲載していきたいと思います。
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