今年、私自身が購入したガジェットの中でも一番のベストバイだと思うAirPodsPro2。
年末までにはまだ少しあるのですが、現時点で今年一番と言い切れるほど満足度は高く、購入前の予想をはるかに超えた神イヤフォンだと思っています。
感じて愛用して一か月あまり・・・、突然トラブルが!
AirPodsPro2で運転中に通話をしていた時のことなんですが、相手から何を言っているのか聞き取れない!と・・・。
はぁ?AirPodsPro2で話してるんだけど?聞こえにくいなんてことがあるはずない!そっちのスマホの調子がわるいんじゃないの?と思いその時は通話を切って気にしてなかったんです。
なにせ相手は年上でスマホやガジェットに興味があるわけではない相手なので、おそらくAirPodsPro2がどうのこうのより向こうのスマホか電波の当たり具合などで偶然そうだったんだろうと思ったので(笑
ところが別の日に違う人との通話でもところどころ聞き取れない!聞こえにくい!と・・・。
その人の端末はiPhone12miniでそこそこガジェットにも詳しいので、さすがに相手のiPhoneがおかしいんじゃないの?とはなるわけもなく、”もしかしてAirPodsPro2なのか?”とその時にはじめて疑ったんです。
こちら側での相手の声は聞き取りやすく全く問題なし!こちらの音声が相手に聴き取りづらいという症状ということがわかり、どんな感じでききとりづらいのか?を聞いてみると、どうやら音量が大きくなったり小さくなったりするそうなんです。
カラオケでマイクを近づけたり、遠ざけたりした様な感じ!と相手は教えてくれました。それに加えて大きめの声になると声が割れている様な時もあるとか・・・。
AirPodsPro2のその他の機能(外取り込み、ノイズキャンセリング、スピーカー性能に関しては特に問題がある様には思えず、通話の時に相手に伝わる音声だけが上手く伝わらない!こんな症状あるのか?何か設定ミスか?といろいろ調べてみることに・・・。
AirPodsPro2で通話に関して改善する可能性のありそうな設定項目
AirPodsPro2の設定を変更するにはiPhoneが必要なのですが、今回は通話に関して改善する可能性のありそうな設定項目をピックアップしてみました。
適応型外部音取り込み
まずは適応型外部音取り込み機能です。
相手に伝わるこちらの声に強弱が生じて聴き取りづらいという症状を考えると、こちらで音量を操作している訳ではないにも関わらず音量を変化させる可能性としてはこの外部音取り込み機能も疑われます。
特に適応型外部音取り込みは周囲の大きな音を適度に調整しながら外音取り込みをしてくれるという今回のAirPodsPro2の目玉機能ですが、もしかしたらこの機能が自分の声や周りのそれほど大きくない音を調整している可能性があるのではないかと思いました。
この機能をオフにすることでもしかしたら改善されるのではないかと思いました。
マイクの調整
こちらはマイクの設定項目です。
通常は状況に応じて自動で左右のマイクを切り替えてくれる機能なので、そのまま自動切換えで使用する方のがいいと思うのですが、万が一片方のマイクが不具合をおこしていたりした時には左右のイヤホン固定に設定することで、もしかしたら改善される可能性があるかもしれません。
電話ノイズキャンセリング
こちらはちょっと説明文の意味がよくわからないのですが、『耳に受話器を当てて通話して時に・・・』というのがおそらくAirPodsPro2での通話の時の意味ではないかと思われます。
AirPodsPro2の設定項目の中にiPhoneでの通話の設定がいきなりここにくるのもかなり違和感があるので、おそらく翻訳ミスではないかと思いますので、こちらの設定の切り替えでも改善の可能性があるのではないかと思います。
ヘッドフォンオーディオ設定の適用先
こちらはオーディオアクセシビリティーからヘッドフォンオーディオ設定をONにされている場合のみになります。
ヘッドフォンオーディオの下の方に適用先という項目があります。
こちらに電話とオーディオという2つの項目があり、電話の部分のONとOFFで改善する可能性があるかもしれません。
ちなみにONとOFFを試すと相手に聴こえる音質やボリュームが変化するそうです。
AirPodsPro2をリセットしてみる
こちらは下記のサイトで詳しい方法が掲載されていますので、ご確認頂ければと思うのですが、単純にAirPodsPro2をリセットしてみます。
https://www.ipodwave.com/iphone/howto/airpods_reset.html#:~:text=%E3%80%8C%E8%A8%AD%E5%AE%9A%E3%83%9C%E3%82%BF%E3%83%B3%E3%80%8D%E3%82%92%E6%8A%BC%E3%81%97%E7%B6%9A%E3%81%91%E3%82%8B,%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0)%E3%81%AF%E8%A7%A3%E9%99%A4%E3%81%95%E3%82%8C%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82
実はちょっとした不具合の場合には以外にこのリセットで改善する場合が多いそうです。
それぞれを試してみた結果・・・。
今回の私の症状の確認には相手が必要なのですが、いろいろお付き合い頂きながら試してみたのですが、私の症状には効果がありませんでした。
そうなると次の手段としてはappleサポートさんを頼るしかなさそうですね。
appleサポートへ連絡する
考えられる事を全て為してみましたが、改善されなかったので、いよいよappleサポートさんへ連絡することへ!いつもながらappleやAmazonのサポートは凄いですね(笑
当たり前!の様に待たせる日本の企業のサポートや問い合わせとは大違い!このあたりは日本の企業も見習ってほしいですね。
さて少し話が逸れましたが、サポートさんとのやりとりで、最初に症状をお伝えしたのですが、その時のサポートさんとのやりとりもAirPodsPro2で会話していたのですが、サポートさんにちなみに”今の通話聴き取りづらいですか?”と聞いてみると、”クリアに聴こえています!問題ありません!”と・・・。
どういうことだ???とますます原因が何なのか不安になってきました。
サポートさんとのお話でやってみるべき事をいくつか提案頂きました。
- AirPodsPro2をリセットしてみる
- 出来れば他の人との通話で聴き取りづらいかを確認してみる
- iPhone本体の不具合を疑ってみる
とりあえずこの3点を確認できる範囲でやってみてほしいとの事。
ここまでのやりとりを記録に残してもらい問い合わせ番号をもらって一旦終了しました。
その後、リセットは既に為してあるので、できる限り多くの知り合いにお願いして通話時の聴こえ方を為してみました。
結果、やはり相手からの音声はクリアに聴こえているのですが、私の声が相手には聴き取りづらい事が多い様です。但し、通話している間ずっとというわけではなく、ところどころという感じだそうです。
次にiPhone本体の不具合の可能性を調べてみる事に!私はiPhone12proMAXという機種をメイン端末として使っているのですが、AirPodsPro2ではなくて接続している本体の方の不具合の可能性を確認する為に今回は私のサブ機として使用しているiPhone12miniを使ってテストしてみることに・・・。
聴こえ方が微妙に違う気もするが、基本的にところどころ聞き取れなくなる症状に変化はありませんでした。
念のために更に別のiPhone12mini(2台持ってます)に接続して試してみましたが、こちらも結果は同じ!やはり本体ではなく、AirPodsPro2の問題であると思われます。
再度appleサポートへ連絡
ここまでの結果を基に再び問い合わせ番号を伝えて相談を再開。
サポートさんの解決策は、予想通リAirPodsPro2を交換してみる!ということになりました。
しかし今回はケースは関係なさそうということで、交換するのはイヤホンの本体のみ!ということになりました。
早速、手続きなんですが、交換の場合は物々交換という方法を取ります。
appleさんが手配したヤマト運輸のドライバーさんが交換品を届けてくれる際に現在のイヤホンをそのヤマトのドライバーさんに渡す!というものなんですが、万が一交換品がappleに届けられなかった場合の為にクレジットカードでイヤホンの本体代を購入保留状態にしておきます。
ここがちょっとややこしいのですが、転売目的などで不正に交換品を取得しようとするケースがあるらしく、その場で物々交換という方法をとっているのですが、それでも不在だったりとか何かの手違いで交換品と物々交換できず、かつ交換品が返送されなかった場合にはクレジットで交換品を買い取ってもらうという仕組みなんだそうです。
もちろん保留状態ですから、通常の手続き通リ、appleに返送品が届いたらこのクレジットの取引きはキャンセルされるので、実際に請求はこないということなんです。
少しややこしそうに思えるかもしれませんが、この手続きは全てappleサポートさんとのやりとりの中で完結しますので、難しいことはありません。
サポートさんには即日出荷の手続きをするが、到着までには4~5日かかると言われたのですが、当日にヤマトクロネコメンバーズから翌日にお届け!という連絡が!午後は不在だったので、午前中指定が可能かどうか設定してみたところ、午前中設定OK!翌日の朝9時前にヤマトさんが届けてくれました。
物々交換なので、まずはその場で交換品のappleさんからのイヤホンの確認をしてからこちらの返送用のイヤホンを持ってきて頂いた箱に入れて持ち帰って頂きました。
こちらは購入時のケースです。こんな感じのケースに入っているのですが、今回送ってきて頂いたものはこちらです↓
小さめの2つのケースに入っていました。
既に中身は取り外していますが、左右別々で箱に入れられています。
それぞれイヤーピースは本体についているものと別に3種類のイヤーピースが入っています。
交換したAirPodsPro2で再度テストを試みる
早速、交換品を接続して電話を試してみることに・・・。
結果は症状は改善されているみたいです。
協力してもらっている通話相手の第一声は交換前のイヤホンよりも音量が小さくなった!です。
全体の音量は小さくなったそうですが、ところどころ聞き取りにくい!という症状はいまのところ出ていない様です。
他の人との通話も試していますが、現在のところは症状は出ていないということなので、やはりAirPodsPro2の不具合だったのかもしれません。
この記事のまとめ
今回はAirPodsPro2で通話をする際に自分の声を相手が聴き取りづらくなる!という症状についての記事でした。
様々な可能性のありそうな項目の設定やリセットなどを試してみましたが、症状は改善せず、結果的にはイヤホンを交換することで改善しました。
改善したといってももう少し時間をかけて検証してみないと完全に解決したのかどうかはわからないのですが、現在のところは治まっています。
AirPodsPro2はワイヤレスイヤホンの中でも高価なものですので、通話ができない!という事は笑ってごかせる話ではありませんので、改善できてよかったです(笑
今回の件で感じた事は、こういった不具合の時にやはりappleサポートさんは頼りになるな!ということです。
購入する際に頭をもたげるのは高額な事!加えてapplecare+に加入すれば更に高額になる!ということなんですが、今回の一件などがあるとやはりapple製品であることとapplecare+に加入しておくことは安心感につながるな!と痛感しました。
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