ネット掲示板「2ちゃんねる」開設者で実業家の「ひろゆき」こと西村博之氏(45)が1日に自身のツイッターでのつぶやきを見かけて驚きました。
2021年に生まれた子供全員に1000万円づつ配ると8.1兆円。
円買い介入6.3兆円が1ヶ月で消えました。
6.3兆円があれば、日本はもっと景気良くなったのにね、、、https://t.co/aeqT3lVDln— ひろゆき (@hirox246) October 31 2022
内容はこうなんですが、どういえばいいのかよくわかりませんね。
私は日頃のこの人の言動などを見かける度にちょっとおかしいのではないかな?と思っており、正直好感を持っていなかったのですが、今までは特にこの人の発言などについて意見を言ったことはありませんでした。
ですが、今回のこの発言はあまりにも酷いと思ったので今回は・・・(笑
もう笑うしかないですよね。
”円買い介入6.3兆円が1ヶ月で消えました。”どこに消えたというのでしょうか?この人はそもそも介入のドルをどこで調達したものなのかをご存じないのでしょうか?
外貨準備預金という言葉さえ知らないのでしょうか?まさか円を買う為に数日前にドルを6.3兆円分買ってそのドルを介入と称して売った!と言いたいのでしょうか?全く意味が理解できません。
円高ならばドル買いに自国通貨ですから円を刷ってドルを買えばいいのですが、今回の円を買う場合にはドルが必要なわけで、まさか他国のドルを日本で勝手に刷って円を買う訳にはいかないのは幼稚園児でもわかる話です。
今回の介入にはこの外貨準備預金からドルを売って円を買った訳です。
しかもドルを買った時の相場はおおよそ100円くらい。150円で売れば消えるどころか大儲けです(笑
私は今回の介入で得た差益を経済対策の費用をどう使うのか?と不信感を募らせていた矢先に今回の発言。
なんとも的外れどころか的とはぜんぜん反対の方向に向かって矢を放っている様な話に呆れることもできませんでした。
6.3兆にその前の介入も合わせるとざっと9兆円と言われている2回の介入で得られた利益はおおよそ4兆円!このお金を財務省は速やかに世間にわかりやすく説明した上で、どうやって使っていくべきなのか?みたいな発言ならばひろゆきさんさすが!といえるのですが、消えたという話ではそんな議論は程遠いですね。
また経済対策に2021年度に生まれた子供に1000万円ずつ配るという話も、それで景気がよくなるんですか?その子が大人になった数十年後の景気の話なんですか?それともその子の親がすぐに1000万円使いまくるから来年とか再来年の景気がよくなるんですか?普通は子供の為に預金したりしますよね?ならばそんな使い方は景気対策としては効率悪すぎませんか?
もう少し人生まじめに考えて頂けるとありがたいのですが(笑
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