母親のために身体障害者手帳を申請!役所での手続き体験記
1. はじめに
今回の記事では、母親のために身体障害者手帳を申請するために行った手続きについて紹介します。母親は長年の介護が必要であり、身体障害者手帳の取得が不可欠となりました。
そこで入院がはじまってから診断書と意見書の作成を病院の先生と相談しながら作成してもらう事にしたんです。
今回はその診断書と意見書が出来上がってきましたので、その後の一連の流れについてお話していきたいと思います。
2. 診断書の取得までの流れ
まず、身体障害者手帳を申請するためには、専門の診断書が必要です。
今回は「肢体不自由」と「音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害」の2種類の診断書を取得することになりました。
診断書が必要な理由は、役所が障害の程度を正確に判断するためです。
診断書は医師が作成し、障害の種類や程度、日常生活の影響などを詳細に記載します。
診断書の取得手続きは以下の通りです:
- 医師との相談:まず、かかりつけの医師と相談し、必要な診断書の種類を確認します。
- 診断書の依頼:医師に診断書を依頼し、必要な検査や評価を受けます。
- 診断書の受け取り:診断書が完成するまでに数週間かかる場合があります。今回は約2週間で受け取りました。
※診断書と意見書ですが、私たち依頼者は閲覧することができません。あくまで未開封の状態で役所に提出しないといけないので、中にどんな内容が記されているのかは不明です。これは内容が依頼者の意図に反しない!とかその内容で役所の結果が依頼者の予想と異なる結果が出た!などのトラブルを避ける意図と、改ざんなどを防止する為だと思われます。
3. 役所での手続き
診断書が完成したら、次は役所での手続きです。
手続きには以下の書類が必要でした。
- 完成した診断書
- 身分証明書(運転免許証や健康保険証など)
- 申請書(役所で配布される)
- 本人の証明写真(過去1年以内に撮影されたもの)
役所での手続きの流れは以下の通りです。
※各行政機関によって違いがある場合があるかもしれません
- 受付:役所の障害福祉課の窓口に行き、受付で手続きの旨を伝えます。
- 書類の提出:必要書類を提出し、不備がないか確認してもらいます。
- 面談:担当者との面談が行われ、障害の状態や日常生活の困難さについて詳しく話します。
- 申請完了:全ての手続きが完了すると、申請が正式に受理されます。
手続き時の注意点として、診断書の記載内容に不備がないか、事前に確認することが重要です。
また、役所の開庁時間を確認し、余裕を持って手続きを行うことをお勧めします。
4. 手続きが完了したので、後は結果を待つのみです。
手続き完了から約1か月くらいで結果が判明するのですが、今回は1級取得を目的に2つの診断書を提出して2段構えで申請したのですが万一、2級もしくはそれ以下という結果だった場合には、追加で精神障害の申請を予定しています。
ですが、事前の病院の先生との相談の時に『体不自由で大丈夫だと思いますが、確実にする為に音声機能、言語機能又はそしゃく機能の障害を追加して2種類にしておきましょう』という話と、役所での書類を受け取り時の相談時も『2種類なくても肢体不自由だけで十分な気がしますが?』2種類だと診断書作成料が2倍必要になりますよと言われているので、おそらく今回の2種類の診断書で想定している結果が得られるのではないかと思っていますので、精神障害の申請までは必要ないのではないかと思っています。
障害認定の等級についてはいくつかの申請を合わせて判断される様になっているので、もしも複数の障害がある場合で、1種類の申請をした場合に、等級が低かった場合には追加で罰の障害で申請を追加することですべてを加味した等級に変更される様です。
ともあれ、最終的な判断はあくまで受理した役所ではなく、別の専門部署に送られて判断されるとのことなので、結果を待ってみないとなんとも言えませんね。
こちらに関しては、結果が分かり次第お伝えしたいと思います。
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