前回から始動した私のプリウス50系前期型の燃費改善計画の第一弾として過走行車に指定よりも高粘土のオイルを入れる方がいい!という話に基づいて高粘土オイルに交換して走行してみた感想をお伝えしていこうと思います。
燃費改善計画の記事をご覧頂いておられない方は下記リンクよりご覧頂くと、今回の記事の内容がより理解しやすくなりますのでよろしければご覧ください!
高粘度オイル交換の概要
交換に使用したオイル | 交換時に使用したオイルフィルター |
上記が今回交換に使用したオイルとオイルフィルターです。
オートバックスさんでもディーラーさんでも指定粘土のオイルを入れておいた方がいい!という意見と、高粘土のオイルの方が過走行車にはいい!という意見があり、この問題はなかなか結論が出にくい問題の様です!ま~オイル缶に書かれている60,000キロオーバーくらいなら試せるかもですが、さすがに200,000キロオーバーともなると・・・。そもそも意見を言っている人達が現実に自分の車で200,000キロ以上走った事があるのか?という方が疑問です。ましてやその状態で高粘土のオイル交換をした経験があるのか?おそらくは誰かの話に基づいてとか何かの資料を見て!とかという話だと思います。
だからこそ賛否両論あるのだと思うので、こうなれば私が実際に試してみようじゃないか!という事にしたんです。
実際の走行感
オイル交換後、2週間経たずに約1,000キロちょっとを軽く走行しました。
まず最初に感じたのはペダルを踏みこんだ時の重さ感でした。
今までは抜けている!というか何か以前に比べて手ごたえみたいなものが少なくなった気がしていたのですが、しっかりと伝わっている!という感覚がしました。
たかがオイルの粘土を上げただけではさすがにはっきりとわかる様な変化はないのではないか?と思っていただけにビックリでした。
アクセルが重いというかしっかりした感じがしたのと同時に明らかにエンジンのパワーというかトルク感も感じられるんです。
私と妻の率直な感想は・・・『なかなかいい感じ』でした。
走りに関しては高粘土にして申し分ないのですが、やはり気になるのは高粘土にすることで燃費は逆に下がる!と言われている事です。
ならばなぜ燃費完全計画の第一弾がこれなのか?『燃費改善計画始動』の記事で説明しているのでここではあえて説明しませんが、やはり燃費がどれくらい下がるのか?もしくは上がる!という事はあるのか?というところがきになるので、いつもの給油場所でいつもの様に燃費をリセットしていつものコースをいつも通リに走ってみることにしました。
山あり谷あり海岸線あり堤防沿いあり市街地ありの200キロほどの道のりを走ってみた結果、驚くべきことに、燃費は明らかに下がっている!という事はなかったんです。
むしろ最近ではまずまずの数値の24キロ!今年に入って燃費の出ない原因がアクセルを踏み込んでエンジンを回している時の燃費の下がり方が非常に大きい!という現象が高粘土のオイルではその下がり巾が少ない様な感じがする程です。
まだじっくりと走ったわけでもなく、恒例の月間平均燃費もだせていませんので、はっきりしたことは言えませんが、現段階で高粘土オイルへの交換によるデメリットは感じません。
高粘度オイルのメリット
- エンジンの摩耗を減少させる
- 長距離走行時のエンジン保護効果が高い
- 高負荷時のエンジンパフォーマンスの向上
過走行車に高粘土オイルを入れることで上記のメリットが得られると言われているのですが、今回は自身の車でそのメリットを体感した気がしており、やはり走行距離が増えてきた車には高粘土のオイルの方がいいのかな?と思い始めています。
まとめ
21万キロを超えた50系プリウスでも、高粘度オイルを使用することでエンジンのパフォーマンスが向上することが確認できました。
ですが、これはあくまで軽く走ってみたファーストインプレッションといった感想で、本格的な検証はこれからです。
とはいえ私たちは月間で2,500キロ程度走りますから3・4か月もすれば立派な検証走行距離に達すると考えています。
今後も引き続き経過を観察し、さらに詳細なデータを収集していきます。
随時結果はお伝えしていきますので、是非チェックしてみてください!
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