トヨタ新型プリウス、フルモデルチェンジでどこが変わった?50系と30系を徹底比較
トヨタは2022年10月に、人気ハイブリッドカー「プリウス」のフルモデルチェンジを発表しました。新型プリウスは、先代の50系から大きく進化していますが、具体的にどこが変わったのでしょうか。今回は、新型プリウスと50系プリウスを徹底的に比較してみます。
デザイン
新型プリウスは、先代よりもシャープでダイナミックなデザインになりました。
フロントマスクは、LEDヘッドライトや大型グリルが特徴的で、迫力と高級感を演出しています。
サイドビューでは、流れるようなルーフラインやキャラクターラインが目を引きます。
また、後部に向かって上昇するウエストラインやブラックアウトしたCピラーが、クーペ風のスタイルを強調しています。
リアビューでは、LEDテールランプやバックドアガーニッシュが印象的で、幅感と安定感を表現しています。
50系プリウスは、先々代の30系から大きく変貌したデザインでした。
フロントマスクは、三角形を基調としたLEDヘッドライトやシャープなグリルが特徴的でした。
サイドビューでは、低重心な姿勢や滑らかなルーフラインが目立ちました。
また、後部に向かって下降するウエストラインや独特なCピラーが個性的でした。
リアビューでは、水平方向に伸びたLEDテールランプやバックドアガーニッシュが印象的でした。
サイズ
新型プリウスは全長×全幅×全高=4,645mm×1,760mm×1,470mmです。
これは50系よりも全長+35mm,全幅+5mm,全高-20mmです 。
また,ホイールベースも2,700mmから2,750mmに延長されています 。
これらの変更により,新型プリウスは先代よりも低くて長い姿勢になり,走行安定性や居住性が向上しています。
燃費
新型プリウスは,WLTC(世界統一軽自動車試験サイクル)モード燃費値(国土交通省審査値)で,1.8Lエンジン搭載グレードでは33.4km/L,2.0Lエンジン搭載グレードでは25.6km/Lです 。
これは50系よりも1.8Lエンジン搭載グレードでは+1.4km/L,2.0Lエンジン搭載グレードでは-0.6km/Lです 。
新型プリウスは,先代よりも車重が増加したり,空気抵抗が大きくなったりしていますが,ハイブリッドシステムの改良により,燃費性能はほぼ維持されています。
性能
新型プリウスは,1.8Lエンジン搭載グレードではシステム最高出力が122ps,2.0Lエンジン搭載グレードでは180psです 。
これは50系よりも1.8Lエンジン搭載グレードでは変わらず,2.0Lエンジン搭載グレードでは+74psです 。
新型プリウスは,先代よりもパワー感や加速性能が向上しています。
特に2.0Lエンジン搭載グレードは,スポーティな走りを楽しめるでしょう。
走行性能
新型プリウスは,TNGA(トヨタ・ニュー・グローバル・アーキテクチャー)という新しいプラットフォームを採用しています。
これにより,剛性や重心位置が改善されており,走行安定性やハンドリング性能が向上しています。また,サスペンションやブレーキも見直されており,乗り心地や制動性能も高められています。
さらに,運転支援システムや安全装備も充実しており,快適で安全な走行をサポートしてくれます。
まとめ
トヨタ新型プリウスは,先代の50系から大きく進化したハイブリッドカーです。
デザインやサイズはシャープでダイナミックになりました。
燃費や性能はほぼ維持されました。
走行性能や快適性は向上しました。
価格帯は約250万円から約350万円となっています 。興味のある方はぜひ試乗してみてください。
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