今年も暑かった!本当に暑かったですね~。最近は打って変わって寒いくらいの気温の下がり方で春と秋いう日本が世界に誇るべき四季の移ろいはなくなりつつあるのかと少し心配になりながらも衣替えをいつすればいいのか?を考えている今日この頃です。
そんな猛暑の最中にプリウスで運転している時にしょっちゅう見ていたのが、燃費計と外気温計!その外気温を見ては暑い!暑い!と言っていました。
ある時ふと道路に設置されている気温系の数値とプリウスの外気温計の数値の誤差を見て、『この外気温計って本当にあっているの?』と思うと『そもそも外気温計ってどこについてるの?』という疑問も並行して浮かび上がってきたので、今回はこの外気温計について調べてみました。
外気温系は外から見える場所にはついていない!
プリウスに限らず他の車もほぼ外見からは見えない位置に外気温センサーは取り付けられています。
実はプリウス50系の外気温センサーはフロントナンバープレートの真ん中あたりのバンパーの裏側で地上から30Cm上のあたりに取り付けられています。
これはプリウスと共用パーツの多いアクアも同じ位置に取り付けられているそうです。
シエンタはやや右側に設置されているそうですが、このセンサーの位置は多少の誤差はあるものの、他メーカーの車でもフロントナンバープレート付近に取り付けられている事が多い様です。
なぜフロントバンパー開口部に取り付けているのか?
トヨタ車はセダン・ハイブリッド・SUVなど車種が違えども基本的にフロントグリル周りの内側ラジエターとの間に取り付けられています。
また日産も乗用車のノート・セレナ・デイズなど車種に関係なくフロントバンパー開口部裏にあるとのことです。
私は最初車からの熱を受けにくいフロントガラス上部付近やエンジンから遠い後部側か側面のどこかに設置されていると思っていたのですが、予想に反してエンジンのすぐそばのラジエター付近に取り付けられていました。
エンジンなどの熱でまともに計測できないのでは?と思ってしまいますが、ではなぜこのフロントバンパー開口部周辺に取り付けているのか?エンジンルームに近い場所なので、エンジンからの熱の影響を受けそうですが、理由は走行中など充分に外気がセンサー周辺に当たるように設置して、外気温度をセンシングし、アイドリング中などで熱が影響しそうな時には数値を大きく変動させないように制御しているからだそうです。
簡単な気温を測定するだけのものではなくきちんと制御されたセンサーがついているんですね。
外車も同じ位置についているの?
海外ブランドのフォルクスワーゲンでも外気温センサーは基本的に全車フロントバンパーの裏側部分に外気温センサーがとりつけられているとの事でした。
ただ変わったところではごく少数ではあるが、一部の輸入車ではフロントのホイールハウス内やドアミラーの目立たぬ箇所に設置されている車もある様ですが、ごく限られている様です。
外気温表示の仕組みは?
外気温センサーから得られたデータは、どのように車内表示されるのでしょうか?外気温の変化を探る為に『サーミスター』と呼ばれる電子機器が使用されており、このサーミスターというのは、わずかな温度の変化によって電気抵抗が変わるという半導体の性質を利用した素子で、温度/電力を測定する自動制御回路などに用いられています。
自動車用のサーミスターは「NTC」と呼ばれ、温度センサーとして使用されています。
外気温系に誤差はどれくらいあるのか?
では最初に申し上げた道路などの気温計とプリウスの外気温計との誤差からしていったい車の外気温計はどの程度の正確さをもっているのか?ということですが、はっきりとした誤差というのはどこを調べても公表されていませんでした。おそらく当日の天候や走行状態(アイドリング含む)などによって変化する為にはっきりとは好評されていないと思いますが、ネットで調べてみると±3度くらいは仕方ないのでは?という見方が多かったです。
私がプリウスに乗っていつもの定番道路の複数個所に設置してある道路の気温計とプリウスの外気温計との誤差を見ている印象だと誤差が大きい時で±2度までかな?という感じがします。
普段ではかなり道路の表示とプリウスの表示が合っている時もありますし、±1度の範囲で収まっているという印象を受けますので、おおよその外気温としては信用しております。
もしも誤差が±5度とかあまりにもかけ離れている場合には何らかの異常や故障の可能性があるので、一度点検されるお事をおすすめします。
この記事のまとめ
今回はプリウス50系の外気温計についての記事でした。
外気温計についてはプリウスだから特別!という訳ではなく、どの車でもほとんど同じ精度ではないかと思いますが、取り付け位置は私が調べる前の予想とは全然違う場所である前方のフロントバンパー中央の裏側のラジエターとの間、地上から約30Cmの位置に取り付けられているとは思ってもいませんでした。
そもそもエンジンのボンネット付近は熱を帯びやすいのでそれ以外のなるべく熱による干渉を起こさない場所に取り付けられていると思い込んでいたので、意外な結果になりました。
これからも気になったことはどんどん調べていきたいと思いますので、定期的に覗いてみてください。
今更ですが、YouTubeを始めました。今まで画像でしかお伝えできなかったプリウスの動画やその他の動画をアップしていけたらと思っておりますが、まずは動画の撮影方法や編集方法の勉強が先だと思います(笑
50歳を超えてからの挑戦ですので、どんな感じになっていくのか?超初心者の動画って???と思われた方は是非覗いてみてください(汗
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