今回の症状の経緯
先日、買い物からの帰宅路の途中の国道での出来事。
トラックの後ろを追走していたのですが、前方の信号がトラックの荷台に遮られており、信号機の黄色から赤信号へ変わるのを確認するのが遅れた結果、停車するのに強めのブレーキ操作となってしまったんです。
その際に自分自身が想像していた制動力よりも明らかに強い制動力が発生!というのが今回の症状の経緯です。
どの程度の現象なのか?
実際に起こった現象というのは、自身が強めにブレーキをかけて想像していた制動力の予想の2倍くらいの制動力に感じました。
実際には明らかに急ブレーキであり、タイヤがキューと音をたてるほどの制動力。
偶然にも後方に車両はなかったのですが、いれば追突される危険もありそうなほどの急ブレーキでした。
私は確認できなかったのですが、同乗していた妻はその瞬間、センターメッセージディスプレイの左側のオレンジ色のビックリマークが点滅していたとの事。
ビックリマークはシステム起動時にスタートボタンを押した直後に点灯してすぐに消えますので、見た覚えのない方は一度確認してみてください。
このビックリマークは車両の異常を知らせるマークであり、システム起動中に点灯した場合には同時にセンターメッセージディスプレイに異常の内容が表示されます。
今回はセンターディスプレイには何の表示もなく、ビックリマークが点滅していただけ!という状況なのでその時何が起こったのか?次回の点検時に調べてもらおうと思うのですが、それまでに自分自身で推測をしてみたいと思います。
考えられる原因とは?
今回の症状はおそらく機器の故障やシステムエラーではないと思っています。
ですが、もしかしたらある一定の条件下では誤作動を引き起こす可能性があるのかな?と思っています。
まず1つにはブレーキアシスト機能です。
これはブレーキを十分に掛けられなかった際に足りない制動力を自動的に車が補ってくれるという機能で、通常は自動ブレーキと連動して障害物を検知し、障害物までの距離に応じて作動する仕組みなので今回の様に前方に障害物のない状態でブレーキアシストが作動することはないと理解しているのですが、今回のケースでは何らかの誤作動で働いた可能性があるのではないかと思っています。
次に考えられるのは単純にブレーキアクチュエーターからの信号の誤作動という点です。
プリウスのブレーキは通常の車と違い、我々が踏んでいるブレーキペダルから油圧シリンダーを操作してブレーキをかける仕組みではなく、ブレーキアクチュエーターという疑似的なブレーキの形をした部品を踏んでいるだけなんです。
いわゆるブレーキの踏み心地をした精工なおもちゃのブレーキを踏んでいる様なもので、そのアクチュエーターで踏まれた量を信号としてブレーキシステムへ伝えて最適なブレーキを車がかけるという複雑なシステムを搭載しています。
なぜこんな面倒なことを?というのは、回生ブレーキ制御というハイブリッドカーならではのブレーキ制御システムだからです。
そのアクチュエーターに強く踏んだ際に信号が通常よりも強いブレーキを支持する信号が送信されたのではないか?というものです。
ですが、このケースはもしもそうだとするとかなりの大ごとになりますので、可能性としては少ないのかな?と思っています。
この記事のまとめ
いかがだったでしょう?みなさんの中で今回の様なケースに遭遇された方はおられるでしょうか?
現段階ではあくまで私自身の推測でしかないので、ディーラーさんに点検にいった際に今回の症状を報告して調べてもらおうと思っています。
根本的な故障というわけでもなく、頻発するわけでもないのでなかなか症状を伝えるの難しいですが、ハイブリッドシステムの履歴などを確認してもらいながら一度相談してみようと思っています。
この件はまた進展がありましたら追ってご報告させて頂きます。
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