今回のaudiobookは『脳を鍛える『超』記憶法』という本です。
脳に関する本は私はすきなので、だいたい目についたものは手あたり次第読んでいるのですが、今回は今まで読んだ本とは少し違った印象を受ける内容の本でした。
具体的にどう違ったのかというと、タイトルから推測していた内容は、その名の通り記憶術!みたいなものの解説なのかな?と想像していたのですが、実際にはそういった記憶法の説明よりも、脳に関する仕組みや癖みたいなことに多くの時間を費やされている本でした。
もちろん記憶法もきちんと載っています。
予測記憶法や写真記憶法といった今まで聴いたこともない方法には驚きと斬新さを感じましたし、実践してみたいと思える方法です。
本の内容的には後半の説明部分が少し長い感じがして途中でやめてしまいそうになることもありました。
最後まで読みましたが、結構内容的に一度聴いただけではすんなりと入ってくる!という内容ではない感じがしたので、何度か聴いてみて初めて頭に入る!という印象を受けました。
私も記憶力には自慢じゃないですが、からっきしダメで日頃から何とかならにものか?と悩んでおり、この本のタイトルに心を奪われたんだと思います。
本の中に出てくる話なんですが、円周率を小数点以下百桁くらいまで記憶できる人の話などが出てきます。
その人たちが決して特別記憶力がいいと訳でも、特殊な訓練を受けているわけでもない!ただ記憶法に関してある方法で記憶させているだけだという解説に、何層かに分けながらキーワードをつけて重ねて記憶していく!という様な方法が書かれていました。
お恥ずかしい話なんですが、聴いていて自分では無理!と思ってしまったのですが、内容はとても興味深くて驚きました。
写真記憶法というのは誰でも既に知らず知らずのうちに使っている!というところなども結構面白かったです。
内容的には少し難しい部分も多いと感じましたが、最後まで読み切ってよかったと思っています。
できれば記憶から消去されてしまうという4日間までに繰り返し聴いておきたいと思いました。
現時点でポツポツと理解が抜けている部分もあるので、繰り返し聴いてなんとか聴いて、タイトル通リ『超』記憶させてみたいなと思った一冊でした。
みなさんも是非ご覧になられてはいかがでしょう?
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