連日株価の下落が止まらない株式市場。日本だけではなく、世界的に信じられない程の暴落が続いています。今までの投資生活ではじめての経験。これだけ急激な下落になると、リスクの細分化とか分散投資とかという手法は全く歯が立たず、現物取引の株式はもちろん、投資信託などの資産運用も大きく下落しています。
私は普段から投資に関しては、投資信託などの長期での運用分と、現物株のスイングトレードでの資産運用の2種類に分けて運用してきました。いざという時に必要な現預金を残した残りを預金の代わりにと投資信託で運用してきました。銘柄はインデックスファンドを中心に国内株式・米国株式・国内債券・米国債券・新興国株式・８資産均等型・金・銀・プラチナなどの商品をおりまぜながらドルコスト平均法を生かすために毎月の積立方式を基本としながら、下落した時などにはスポット購入をしながら進めてきました。現物株に関しては、予めトレード用の金額を決めておいて、その範囲で運用する様にしてきました。
ほんの数週間前まではそれなりの運用だったのですが、みなさんもご存じの通り、新型コロナウイルスの世界的大流行の懸念から今回の世界経済へ大打撃を与え続け、大暴落になって以来そのどちらにも大きな影響が出ています。
正直なところ、投資信託など長期運用予定の方は相場が下落した時に備えていたつもりだったので、下落時でも対応できると思っていたのですが、さすがに今回ほどの下落では、ひとたまりもありません。
今回、私が感じたのは株式投資は意外に脆いものなんだなということです。元来、株式相場というのは様々な要因により上下するものですが、今回の事態はあまりにも極端に反応している気がしてならないんです。確かにリスクとしては大きな問題になりうるとは思いますが、今回の様にあまりに極端な動きをすると、株式投資から離れていく人が続発するのではないかと思いますし、長期での運用という観点からも信用性が問われる事態にもなりかねません。
今回の事態は非常に珍しいケースで滅多に起こらない事態であると信じたいものです。こういう事態が頻繁にあると投資そのものを考え直さないといけなくなりますから。
今後の運用については、今回の事態の収束時期を見極めた上で、しかるべき追加対策を講じた後に、しばらくの間様子を見ていきたいと思っています。
ピンチはチャンス！ともいえるので、しっかりと対処していきたいと思っています。同じ様に投資をされている方は、同じく大きな損害を受けておられているのではないかと思いますが、こんな時だからこそ冷静に対処していきましょう！
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