10万キロ超えでも安心！トヨタの保証がつくしプランの活用法とメリット

プリウス50系情報

2020.02.142024.05.26

この記事でわかること『目次』

「保証がつくしプラン」とは、トヨタが提供する、通常のメーカー保証期間を延長するサービスです。これは家電製品でよく見られる「長期無料保証」の車版と考えるとわかりやすいでしょう。しかし、家電の延長保証と異なり、「保証がつくしプラン」には加入費用がかかり、一定の条件を満たす必要があります。

「保証がつくしプラン」は誰でもいつでも加入できるわけではありません。加入には以下の2つの条件があります：

これらの条件は、車の状態が良好な時点でのみ保証を提供することで、トヨタが高品質なサービスを維持するためです。また、ディーラーでの車検を促進することで、トヨタのサービスネットワークを活用して車のメンテナンスを最適化する狙いもあります。

「保証がつくしプラン」には以下の3種類があります：

これらのプランは、車の排気量によって加入費用が異なります。

新車購入時に加入できるプランです。新車には通常、3年または60,000キロまでのメーカー保証がついていますが、走行距離が多い方には新車プランが適しています。

新車プランには、新車販売価格と同額までの保証限度額があります。また、免責プランという低料金のプランもあり、自己負担を30%とする代わりに加入費用が抑えられています。

新車購入後初めての車検時（3年目）に加入できるプランです。中古車でも3年以内に購入した車であれば、ディーラーで車検を受けることで加入可能です。保証期間はメーカー保証の切れる3年目を起算として、2年または走行距離100,000キロまでとなっています。

保証限度額は1回の修理につき50万円までです。

5年目の車検時に加入できるプランで、7年目の車検までの2年間、走行距離に関係なく保証を延長できます。5年以降の故障リスクが高いため、加入しておくと安心です。

新車プランや車検3年プランに加入している場合、同一ディーラーで5年車検プランに加入すると継続割引が受けられます。

「保証がつくしプラン」は、愛車に長く乗り続けたい方にとって非常に有用なプランです。ディーラー車検という条件がありますが、長期的な修理費用を考えると加入する価値があります。車検の間際ではなく、余裕を持って検討することをお勧めします。